♪ほ~ほ~ほたる恋(来い)♪
私が子供だった頃は、庭先でほたるを見ることができました。
時として迷ほたるが、部屋に舞い込んできたことも…
私の子供達が幼かった頃は、庭先でほたるを見ることは稀になりましたが、
近所を流れる小川までほんの少し足を伸ばせば見ることができました。
希少昆虫となってしまったほたる…
時代の流れと共に生活は便利になりましたが、便利さがもたらした環境の変化は多くの生態系を破壊することとなり、今では昔のように初夏の水辺や庭先で乱舞するほたるの姿を見ることが無くなりました。
特に信州は山河が多いことから、ほたるが乱舞する様は本当に幻想的でした。
そんな姿が身近で見ることができなくなり残念です。
それでも、奇麗な山河が残る一部の地域では、懸命な努力の末初夏の風物詩といえるほたるを保護し守っている場所があります。
「ほたるの里」と呼ばれるほたるの生息地では5月の下旬から6月の中旬にかけてほたるを見ることができます。
コロナの流行以降、入場が規制されているところも多いですが、信州の「ほたるの里」紹介します。
闇夜で儚く光りながら飛ぶほたる。
コロナで今まで当たり前の事がとてもありがたく感じる今日この頃・・・
私達が便利さを探求してきたがゆえに失ってしまったもの、壊してしまった物に対して
見つめなおしが必要な物を改めて考えてみるいい機会になるのではないでしょうか。
穴場その1 上塩尻桜づつみホタル水路
地元民でも、知る人ぞ知る場所!!
始めていくときなどは、結構迷ってしまう人も多いと聞きます。
今年(令和4年度)も残念ながらコロナの感染拡大予防のため蛍の観賞会は中止になってしまいましたが、駐車場は開放するとの事。
コロナ感染対策を各自で行って蛍鑑賞には行けます。
保存会の方に伺ったところ、残念なことに蛍の数は年々減少傾向にあるとのこと・・・・
蛍の餌となるカワニナを野鳥が食べてしまうためだそうで…
ここでも自然界の食物連鎖が崩れてしまっていることを痛感させられます。
数年前までは、感動するくらいの蛍が乱舞していたんだけど…と話してくださいました。
それでも、水路を歩いていくとポツポツと舞う蛍と遭遇することができます。
たまに人懐こい?のがふわりと洋服に止まってくれることもあります。
名前のごとく春は、満開の桜が水路を飾り、こちらも穴場。
穴場その2 丸子町狐塚ほたるの里
コロナで今年(令和4年)の蛍鑑賞はこちらも中止になっています。
こちらは、足場が悪いため、蛍鑑賞に行かれる方は、十分足元にご注意くださいね。
蛍は照らしてほしくはないのですが、足元を照らす懐中電灯は必須です。
穴場その3 押出川(おったしかわ)
こちら、上田合同庁舎、健康プラザの近所です。
蛍の光を演出するため、街灯を消しているので、より、蛍を見やすくするために時間と期間が決まっています。
今年は6月4日~6月26日までです。
蛍は19時半以降が見ごろのようです。
特に毎年合同庁舎の裏側の水路では比較的多くの蛍の乱舞を見ることができるようです。
近所にマップ掲示板があります。
最後に各観賞場所の連絡先詳細
紹介させていただいた蛍鑑賞地の詳細は、上田市のHPに掲載されています。
https://www.city.ueda.nagano.jp/site/kankojoho/1781.html
すっかり、コロナ禍の生活に慣れてきましたが、まだまだ流行は続いています。
密集を避け、マスクを着用し、コロナエチケットを守って蛍鑑賞にはお出かけしましょう。