黒曜石は、魔よけのパワーストーンとして知られており、最近では、ブレスレットなどのアクセサリーにもよく使われている人気の石の1つです。
長和町は、そんな黒曜石の産地として古くから知られている街です。
自然が豊かで田園風景を楽しみながらのドライブには絶好の観光スポットと言えます。
日帰り温泉あり、地元の農産物を扱うマルシェあり、最近は古民家をリノベしたcafeなど見所、立ち寄りどころが満載です。
夏場はキャンプ場、冬場はスキーなどウィンタースポーツを楽しむこともできます。
中山道・28番目の宿場 和田宿に隠れ家cafe発見!!
和田宿は中山道69次の宿場のうちの28番目の宿場です。
文久元年の3月に火災で宿場の大半が焼失してしまいましたが、11月に皇女和宮降嫁の宿泊地とされていたことから急遽再建されました。
その後、昭和61年より5年かけ現在の姿に復元されました。
そんな宿場町の中の黒耀石石器資料館のそばに「石窯cafe KOKUYA」はあります。
目立つ看板もありません。
ご覧の写真の通り、石垣の上に立つ古民家。
お店の名前を表記している看板の目線はかなり上!!自動車の中からでは見落としがち。
そのうえ完璧古民家が故に喫茶店には見えません(爆)
まさしく隠れ家的な雰囲気満載のカフェです。
くぐり戸をぬけると…
頭をぶつけないように低いくぐり戸を抜けると、懐かしさあふれる土間とモダンな雰囲気のたたずまいがお出迎え。
キッチンの石窯で焚かれている薪が焼ける香りが店内に溢れています。
センス良く飾られているアンティークの数々…
特に目を引いたのが、古いテレビの中に飾られていたドライフラワー。
何気なく配置されたレトロ調の家具から溢れ出る異次元のたたずまい…
古き時代に押し戻されたような不思議な感覚になります。
まったり流れる時間。
なんとも贅沢なカフェです。
地産地消はリーズナブルで美味しい
ご自慢の窯焼きピザとスペアリブのプレートをオーダー。
ご覧の通り、なんとも、ボリューミーなスペアリブです。
オーダーの際に、料理の量を確認したところ、女性なら十分シェアできる量とのこと。
運ばれてきたプレートを見て納得です。
残ってしまった時には持ち帰りもできるという事でしたので安心オーダー
(結局食べきってしまいましたが…苦笑)
スペアリブは下味がついているお肉を一度蒸して石窯で焼いています。
手が込んでいます。
しっかり味が染み込んだお肉はホロホロと骨から奇麗に外せました。
プレートに乗ってる野菜達は、地元長和町産!!
2歳の孫も大喜びで骨までしゃぶって食べていました。
スペアリブはお酒にも合いそう。
メニューにも、キッチンにもお酒の用意があったのがうなずけます。
あいにく、お酒好きな娘が運転手だったので、そんな娘を差し置いて同乗者の私1人で飲酒も気が引けたので、仲良く2人で自家製ジンジャーエールをオーダー。
ライムとミントの葉がおしゃれに飾られた保存用の瓶にたっぷり入って登場!!
甘さスッキリの強炭酸、ジンジャーとライムとミントの香りが爽やかな一杯です。
飲酒できなかった残念な思いが一気吹き飛びました。
こちらの、スペアリブはテイクアウトもできます。
電話で注文して、ドライブのお土産として自宅でお家呑みのおつまみにしてもいいかも!!
スペアリブだけですので、お店で食べるより少し値段がお安いようです。
1人前?大食漢の男性ならば1人でペロリ!!ですが、並みの食事量の方でしたら、2~3人でシェアできそうです。
注文の際に何人で食べます!!的な相談をすれば、対応してくださいます。
cafe KOKUYAへのアクセス
所在地:長野県小県郡長和町和田2630
電話番号:0268-71-7098
営業時間:11時~16時
定休日:基本⇒火曜・水曜 (冬期の1月~3月は日曜~水曜)
※コロナの影響で営業日など変更されていることもありますので、特に遠方よりご来店の際は、事前の確認をお勧めいたします。
駐車場が、少ないため、和田宿入り口にある産直所に車を止めて和田宿の散策をしながらの来店をお勧めします。
周囲にある、中山道にまつわる宿場町としての顔を持つ和田宿。
コロナの終息は、まだ見えませんが、お花見兼ねて古民家cafe KOKUYAでリッチな時を過ごしてみませんか?