暑い夏!!涼を求めておでかけするなら、海ですか?山ですか?
海は、波と戯れてこれはこれで涼しい、楽しい。
信州人の私としては、夏の猛暑を避けるなら、
断然 山!!空に近い高原!!➡下界とは温度差が全然違います。
嬉しい事に信州は避暑地になりうる高原が沢山あるんです。
特に夏の菅平は避暑地として最高です。
菅平高原でクールなキャンプはいかが!!
うだるような猛暑とは無縁の菅平
菅平はキャンプ場としてもメッカなんです。
キャンプ初心者でも現地で、テントやタープー、シュラフなど、キャンプに必要なものはレンタルが用意されていますので、手ぶらでキャンプを楽しむこともできます。
➡菅平オートキャンプ場
今季はすでにネットでの予約も始まっています。
ゴールデンウィークを過ぎる頃から予約が殺到するようです。
サマーバケーションのキャンププランはお早目の予約をおすすめします。
不明な点は TEL 0268-74-2408へ電話を入れると
スタッフが丁寧にアシストしてくださいます。
★菅平峰の原のダボスの丘リゾートが休業していますので、菅平オートキャンプ場への予約が特に集中しそうです。
菅平高原の夏は、昼間の平均気温が20度程度と過ごしやすく。
夜になると、少し洋服を重ねたくなるくらいです。
夜が明けると、朝靄が深緑をきわだたせ、幻想的な風景に加えて爽やかな鳥のさえずりが耳に心地よく響き日常から別世界へと訪れた人々を誘います。
また、夏の菅平高原はスポーツ合宿地のメッカでもあります。
特にラグビーの練習風景は、菅平の夏の風物詩の1つです。
わざわざ練習風景を遠方より見学にくるラグビーファンも
いるようです。
小さな子供連れのファミリーキャンプ・・・
子供の遊び場にも事欠かないのが、菅平の魅力の1つ。
近くにある高原施設グリーンパークで思い切り遊ぶことも
できます。
グリーンパークでは釣りも楽しめ(有料 竿、餌、魚2匹付き1200円)
釣った魚はパーク内でバーベキューにして食べることもできます。(施設使用料800円)
炭火で焼く魚はこれまた絶品!!
勿論、材料の持ち込みもOKなので、地元の旬の味を堪能するのもおすすめです。
高原野菜で美味しいアウトドアクッキング!
菅平というと、高原野菜が本当においしい!!
特にレタス、とうもろこしは採りたてをGETしてほしいものです。
朝4時頃から農家さんが収穫を始めますので、散策がてら声をかけて採りたてを分けてもらいましょう!!
早起きは苦手…
コミュニケーションを取るのはちょっと・・・いう方!
大丈夫です。
道端に無人で採れたての野菜を置いてある販売所もありますので、見かけたら、是非、キャンプ中の食材としての確保をおすすめいたします。
美味しいレタスが手に入ったら、まずは、そのまま葉っぱを食べてみてください!
甘くて、みずみずしくて、ぱりぱりしゃきしゃき!!
レタスの概念が180度かわります!!
レタスが、こんなに味のある野菜だったことを心底実感します。
ホントにこれは現地ならではの醍醐味なので、菅平にキャンプにお出かけの際は是非、少し早起きして、レタスを収穫している畑を見つけて、『採りたてを食べたいので、少し分けてください!!』と気軽に声をかけてみましょう!!
早起きは3文の得!!
菅平農家のみなさんは、気さくな方が多いので、嫌な顔をせずわけてくださいますよ!
生で食べてもおいしさを実感するレタスで、簡単なアウトドアクッキングのレシピを紹介しましょう。
お海苔ぶっかけレタスサラダ
新鮮なレタスをちぎって、お皿にもりつけ、
レタスの上から海苔をちぎってぱらぱら・・・
その上から、サラダ油とお醤油をかけてはい!出来上がり。
超シンプルなサラダですが・・・・
海苔とレタス、サラダ油と醤油が絶妙なハーモニィー
思わずやめられなくなる1品です。
(細ネギを刻んでパラパラしてもネギの風味が引き立ち美味しいです)
お替りも簡単にできます!!
1人1玉くらいはレタスがペロリいけちゃいます。
レタスのお味噌汁
具無しの味噌汁をちょっと煮たたせます。
少し大きめにちぎったレタスを味噌汁の鍋に投入!!
火を止めて蓋をして1分程蒸らしたらお椀に盛ります。
お好みでわかめを入れてもおいしいです。
レタスのシャキシャキ感が味噌味にマッチして
くせになります。
レタスのしゃぶしゃぶ
お鍋にお湯をわかして(丁寧にするなら昆布だしをとる)
レタスをしゃぶしゃぶ。
★地元のブランド豚『太郎山ポーク』のしゃぶしゃぶ用の豚肉を一緒にしゃぶしゃぶしてレタスにくるんでポン酢で食せば究極の信州しゃぶしゃぶ鍋!!
『太郎山ポーク』は菅平インター近くにある地元スーパーの『やおふく』古里店で取り扱っています。
レタスは、アウトドアクッキングの食材としては手間をかけることなく簡単に美味しい一品ができるのでおすすめです。
もちろん、バーベキューで定番の『焼肉』でもレタスに肉を巻いて食べても美味しいです。
私は、焼肉をレタス、えごま、サンチェにのせ、キムチやキュウリを細く刻んだものや辛子味噌など巻いて食べます。
野菜と肉と同時に食べられるので一挙両得!
絶品レタスに大好物のお肉を巻きずしのように巻いてヘルシーなBBQはいかがでしょう。
もろこしも絶品!
菅平の夏野菜はどれも本当に美味しいんです。
夏の代表野菜の『とうもろこし』も粒の甘みが半端ない!!
焼いても、蒸してもおいしいもろこし。
もろこしも是非GETして食べてみてくださいね。
菅平高原の立ち寄り温泉
菅平高原から一度下山して、上田市内に出れば、日帰り温泉は山ほどありますが、菅平高原でも温泉だけを提供してくれる宿泊施設もあります。
菅平オートキャンプ場の中にも、『虹の湯』という
展望露天風呂があります。
高原なので、夜の展望は・・・・望めません。
展望目的の時は日没までの入浴がお勧めです。
夜は・・・星が綺麗です。
夜の入浴は・・・お天気次第で天体観測がぴったりです!!
菅平の名店で自慢のグルメを味わおう!
菅平と言えば『焼きカレー』
地元の人達にも人気の店が『焼きカレー屋メルス』
マスコミでも紹介されたことで、全国的にも有名になってしまいましたが、創業30年と地元民にも愛され続けているお店です。
キャンプの〆はここ!という常連ファミリーも多いようです。
激辛カレーはないものの、ほどほどに辛いため、大人には問題ないのですが、辛い物が食べられない子供用の甘口カレーが残念ながらありませんので、辛いカレーが食べられない
小さなお子さん連れにはちょっと不向きかもしれません。
小さいお子さんも食べられるメニューのあるお店でおすすめが、『レストラン シラカバ』
こちらの自慢のメニューは分厚いカツをはさんだカツサンドにロシア料理の代表 ボルシチ。
メニューにボリュームがあるので、ガッツリ食べきれないママや子供達はメニューを選んでシェアしてもよいかもしれません。
のんびり牧場で牛と戯れよう
菅平のシンボルの1つ『根子岳』のすそのにあるのは
『菅平牧場』
明治15年創業という由緒ある牧場です。
5月の連休明け後頃から10月ぐらいまで500頭程の牛が放牧されます。
根子岳の入山口でもあるので、登山を目的として訪れる人もいますが、広い高原地帯で、草を食べる牛や羊の姿を楽しむ親子連れも結構みかけます。
入場料が200円程かかりますが、私有地なので、私有地の管理維持費だとご理解いただきたいと思います。
売店もあります。
牧場ということで、ソフトクリームやミルクを置いてあるようですが、個性的な味ではないので、場の雰囲気で味わうという感じでしょうか。
自家製と名売っているようですが、正直、期待して召し上がるとがっかりしてしまうかも・・・・
余談ですが・・・・
本当に美味しいソフトクリームを食べるなら菅平高原から下山して、浅間サンラインを東部ICに向って車を走らせると国道沿いにある『永井ファーム』がおすすめ
ここのこだわりソフトは絶品!!
←このマークが目印
なめた時の舌触りから違います!!
かなりドライブを楽しむようにはなりますが・・・・
菅平牧場のソフトクリームよりは断然旨いです。期待を裏切らない味なので、是非、立ち寄っていただきたいものです。
特に東京方面に帰る方は、菅平ICで高速にのらないで、東部ICまで浅間サンラインを利用していただきたいです。
まとめ
夏の菅平は、全国的にも避暑地として有名です。
ラグビーやサッカーマラソンなどの合宿にもよく利用されています。
爽やかな高原でご紹介させていただいたようなサマーキャンプはもちろん、釣り堀で魚を釣ってBBQを楽しんだり、広大な草原で思い切り体を動かしたり、
静かに流れる時に身をゆだねたり・・・・
現代人が忘れかけている『私も自然の一部なんだ!!』という開放感を思う存分味合わせてくれます。
ひと昔前の子供達は、日常の中に自然が沢山ありましたが、近代化が進んだ日常に幼い頃から生活せざる得ない現代っ子達に、そんな開放感を与えてくれる菅平高原の夏はとても希少。
夏の菅平高原はエメラルドグリーンできらきらしています。
家族の笑顔をエメラルドグリーンでラッピイングして思い出という名のアルバムの1ページにしてみてはいかがでしょうか。
おいでませ!信州の避暑地のメッカ『菅平高原』へ・・・・