上田市の唯一の養豚場、『タローファーム』はイケメンの双子兄弟二人が経営していることで地元では結構有名な養豚場です。
太郎ポークの取り扱いがあるスーパーでは、このポスターが目を引きます。
『命』と『食』への情熱
タローファームは上田市を代表する山、『太郎山』の山腹にあります。
長女と何気なく遊びに行ったイベント、「柳町・発酵祭り」で豚の丸焼きをふるまってもらったのですが、その時、豚を焼いていた弟の営業担当の小川源太さんとお話をさせていただく機会がありました。
タローファームには、母豚が年間通じて200頭程飼育されていて、5000頭程の豚肉の出荷をしているのだそうです。
全国に向けて5000頭程ですから、決して多い出荷量ではありませんが、大量飼育ではないからこその、飼育に対するこだわり、特に『食』と『命』に関するこだわりを熱く語ってくださいました。
豚肉として私達の口に入る為に生まれてくる『命』と毎日向き合う事で、一番、生産者として、豚肉を見た時『美味しそう!』そして『命』に感謝して『残さず食べよう!』そう思って欲しいと、語った事がとても印象的でした。
私達の体は食べたものからできている!
大量生産大量販売で、食品ロスが世界的な問題になっている昨今。
私達、消費者も自分達が口にするものには、多かれ少なかれ私達の命を支えるために、その『命』を捧げてくれている生き物がいることへの感謝をすべきですね。
スーパーに行くと、あまりにも当たり前に大量に、しかも安く並んでいるお肉達。
その背後でネットで検索をかけると、まるで化け物のようにされた鶏や、目を覆いたくなるような状況下で飼育されている豚や牛達がいる事実が垣間見えます。
肉の質を柔らかくするために投与されるホルモン剤や病気の予防のための抗生物質は
今や、私達の健康な体に大きな影を落とす脅威ともなっています。
『命』に対する感謝を忘れ、人間のエゴだけで加工された畜産物で、私達の体ができてるとしたら、見えないところで、仕返しをされても仕方ないような気もします。
健康な体は健康な『命』から
大量に生産はできないけれど、こだわりの分、確かにコストも高くなってしまうけれど『食』にたいする、知識を理解のある人に取り扱っていただいている。
その「輪」が広がりつつあり、とてもやりがいを感じているとおっしゃった、小川さんの表情が羨ましい程、輝いて活き活きしてみえました。
実は、私、豚のレバーが大の苦手。
たまたま主人の知り合いのレストラン経営者が『タローファーム』のポークを取り扱っており、そこでレバーを頂いたことがあるんです。
主人はレバニラが大好物。
私は、あのレバー独特の臭みとパサつき感というのでしょうか、食感が苦手でニラレバも、ニラだけ拾い食いするような人だったんですが、『タローファーム』のレバーは別物でした。
健康な豚のレバーは、パサパサ感がまずない!!そしてあの、『おえっ!』となりそうな独特な臭みがない!!
まさしく目からウロコでした。
そんな話を小川さんとしていたら、そばで聞いていた居酒屋の亭主が
「店で焼いて出すと、おばさんのような反応する人が多い!!」と言ってました。
おばさんとは私の事か・・・(;^_^A
小川さん曰く、内臓(モツ)はほとんど、こういった飲食関係の業者さんに回っているので、流通してないとのこと。
貴重なレバーを堪能させていただいてたんですね!感謝。
ここで『太郎ポーク』は食べられます!
私のおすすめする『信州太郎ポーク』使用のレストランは、上田市中之条にある
『ウィンピー』です
テナントビルの一角で営業をしていますが、地元で30年愛され続けているボリューム満点のメニューが人気のレストランです。
気さくなマスターは昔ヤンキー?だったのか、やたら『ヤンキー』付けのメニューが多いのも特徴です(爆)そして、この『ヤンキー』が付くメニューはとにかくボリューミー!!
小食な人は、マスターに『コヤンキー』にして欲しいと伝えましょう(笑)
私は、ここへ行くと、飲んべいなので、飲み放題とピザを注文します。
気の短い人。急いでいる人は食べられない『ピザ』は私のお気に入りです。
生地から捏ねて作るので、時間がかかるんです。
短気な人は電話を入れて『ピザ』予約していくのも手かもしれません。
それでも、多分時間はかかりそう(笑)!!
太郎ポークを使ったメニュー
※画像の価格は取材時の物です(増税等で価格が上がっている場合もあります)
太郎ポークを使ったメニューは『ヤン太郎』です。
マスターの十八番!大量『ピラフ』にシンプルに塩コショウを振り、ソテーした太郎ポークきがど~んと乗っています。
もちろん、ウィンピー以外にも多数取り扱う飲食店がありますので、メニューで「太郎ポーク」の文字をみつけたら是非、味わっていただきたいと思います。
お店の中や外にわかりやすく『太郎ポーク』ののぼりやポスターを出しているお店もあります。
通販もはじまりました!!
直ぐに味わってみたいという食いしん坊さんにはこちらがお勧めです。
最後に一言
似たようなネーミングブランドで『信州ポーク』があります。
『信州ポーク』も勿論『トン(豚)でもない旨さ』なのですが、『太郎ポーク』とは違うブランド豚です。
こちらも、また信州自慢の豚肉です。
毎年、5月の連休頃に行われるイベント『上田市柳町・発酵祭り』例年で『タローファーム』では豚の丸焼きを提供しています。
2020年はどうなるのでしょうか。
詳細はイベントが決定次第またUPさせていただきます。
信州の旅。
美味しい『太郎ポーク』のご相伴にあずかりながら、健康な体は健康な『命』から!という『タローファーム』の食育メッセージを是非受け取っていただきたいと思います。