テレビのない時代、人々の娯楽の1つに映画がありました。
上田市にも1960年代には映画館が7つあったのです。
しかしながら、テレビが普及し人々の足は映画館から離れ、
上田市に7つあった映画館は閉鎖に追い込まれていきました。
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平成の時代まで残った映画館は2つ『上田映劇』と『上田デンキ館』でした。
レトロな風景にこだわった劇団ひとり監督
劇団ひとり監督・出演の『晴天の霹靂(へきれき)』
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大泉洋演じる 売れないマジシャン轟春雄は、自分の落ちぶれた生活の原点を浮気者の父親と
自分を捨てて出ていった母親のせいにして生きてきます。
父親が行き倒れたという警察署からの連絡を受け、彼は遺骨を引き取り、父親が行き倒れたという
河原に出向き雷に打たれ、昭和48年の浅草にタイムスリップします。
そこで若き日の父親と母親に出会い、両親と触れ合う中で自分の本当の出生の秘密を知る事になります。
劇団ひとり氏は、この作品を作るにあたり、一番の舞台となる昭和のレトロ感のある劇場を探していました。
昭和の浅草の劇場をセットではなくリアリティ溢れる
町並みごと再現したかった劇団ひとり氏のイメージに
『上田映劇』と本町がとても近かったと言います。
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外観は、少しイメージとはちがったようですが、
もともと『上田映劇』は大正6年に建設された
老舗の映画館だったため、支配人の全面的な協力のもと
昭和のモダンな感じが溢れる浅草の『雷門ホール』に
みごとな変身をとげました。
劇中では、大勢の地元ボランティアエキストラで
沢山の人が溢れる昭和48年の懐かしい浅草の町並みが
みごとに再現されています。
(是非、作品で確認してみてくださいね)
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現在も「花やしき通り」の看板のもと
『雷門ホール』は姿をそのままに新たな市民のエンターテインメント
発信施設として利用されています。
上田の大ファンを自称する大泉洋氏と劇団ひとり氏
映画の公開にあたり舞台挨拶で
主演の大泉洋氏は、上田は食べ物が非常に美味しくて
人がとても温かくてすっかり上田のファンになりました。と
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上田市民としてはうれしくなる言葉をかけて
頂きました。
劇団ひとり氏も同じ事をおっしゃっておりました。
映画館には作品に出演したエキストラ達も来場し、
質疑応答のコーナーが設けられ盛大な盛り上がりを
みせました。
『上田のためなら死ねます』と過激な発言まで
飛び出した大泉洋氏に対し、11歳の小学生が
『北海道と上田とどちらが好きか』と質問。
質問された大泉洋氏は甲乙つけがたい返答に苦慮する
場面もありましたが、北海道で彼は自分が努めるラジオ番組でも
『上田市』の素晴らしさをアピールしたほどですから、
上田の街は彼のお気に入りの1つになっている事は
間違いないようです。
映画でも登場した上田市のB級グルメ
大泉洋氏と劇団ひとり氏。
上田の街でかなり美味しい食事を堪能したようです。
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特に大泉洋氏はバラエティ番組でも
上田市の海野町通りにある『冨士アイス』のじまんやき
同じく海野町通りにある中華料理屋の『檸檬』の
五目焼きそばなど、上田市のグルメを紹介してくださっています。
舞台挨拶では、上田市民の塩分の取り過ぎ?を
心配しつつも、『美味だれ』焼き鳥が絶品だったともおっしゃっていました。
大泉洋氏は現在も、上田の街を時々訪れては、上田デンキ館のオーナーと共に上田の散策を楽しんでいるようです。
地元人の定番おやつ★じまんやき
『冨士アイス』は昭和10年に創業した老舗。
じまんやきは、長きに渡り、上田市民の
素朴なおやつとして愛されてきた和風スイーツです。
週末やお休みともなると、県内外から大勢の人達が訪れ、
店の前は長蛇の列ができます。
列に並んででも、食べていただきたいおやつです。
大泉洋氏 大絶賛!! 上田のB級グルメ!
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大泉洋氏が『檸檬』で紹介してくれた、上田市民がこよなく愛する『あんかけ五目焼きそば』は『檸檬』以外にも『日昌亭』『福昌亭』で、食することができます。
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『日昌亭』『福昌亭』のあんかけ五目焼きそばは、世間一般でいう海鮮系は一切のっていません。
キャベツやニンジン、しいたけ、豚肉の入った餡の上に錦糸卵と数粒のグリンピースが乗っています。
具沢山の餡が焼いた細麺に絡んで何とも言えない味わいです。
酢辛子をかけていただきます。
上田では、むしろ、この海鮮の具無しの
五目あんかけ焼きそばが王道・・・
全国広といえど、上田市のあんかけ『五目焼きそば』は上田市のソウルフードの1つ!
上田市に来たら是非、外さずに食べていただきたいご当地グルメです。
『晴天の霹靂』の中でも出て来る飲み屋さん
そこで楽し気に酒を飲みかわすシーン。
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上田市内には焼き鳥にたれをつけて食べる『美味だれ焼き鳥』のお店は30店舗程あります。
それぞれのお店が自慢する秘伝の『美味たれ』を付けて・・・・
ビールやハイボールお酒がすすみます。
もちろん、お酒の飲めない人もソフトドリンクと
一緒に楽しむことができます。
アニメ作品サマーウォーズは上田の街が舞台
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2009年に公開され、話題になった
細田守監督作品『サマーウォーズ』はアニメでありながら、
上田市内がモデルになったSF作品です。
この作品は細田守監督の奥様が上田出身で、奥様との
結婚の挨拶に上田市を訪れた細田監督が、上田市の
空の青さや風景の心地よさに非常に惹かれたからだとか。
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劇中で登場する青い空、思わず癒される田園風景は
上田に実際に存在するままをスケッチして使われています。
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食卓に登場したお酒にも注目!!『牧水』は
信州の地酒として有名です。実在します!!(爆)
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また、危機迫るシーンの1つの背後に登場している
『上田市役所』も、そのまま。老朽化が進み現在新しい市役所を建築中です
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行き先の名前こそ違いますが、別所線の電車もそのまま。
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そして、市民の夏祭りである『上田わっしょい』まで
実在するまつりのまま登場しています。
上田市にある名所や田園風景がそのまま使われた『サマーウォーズ』
まさしく『サマーウォーズのふるさと上田市』
今でも、街角にあるドリンクの自販機はサマーウォーズコラボ。
サマーウォーズファンにとって
上田市は、サマーウォーズの聖地ともいわれているようです。
映像業界では上田市はロケ地のメッカとして有名!
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信州上田観光大使の御一人である映画監督の大林宜彦氏も、手掛ける作品の多くに上田市をロケ地として利用する上田市愛好家です。
他にも数多くの著名人が上田市の観光大使として上田をPRしてくださっています。
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田舎過ぎず、都会すぎず、穏やかな田園風景と山や川。
そして気候や自然環境が大きく影響するといわれている澄み渡る青空。
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流れてきた時間と歴史を感じさせる城下町が持つ独特なノスタルジックな雰囲気は
新旧のコントラストが入り混じる不思議な風情を醸し出しているのが上田市の特徴です。
そんな町並みは、そのまま映画のロケ地として、また、画像を加工するCG画像の素材映像としても見る人達の心に響く映像演出ができる、非常に希少な映画のロケ地のメッカと評価されています。
まとめ
さまざまな映画の舞台となっている、上田市内の
田園風景をや町並みを楽しむなら、絶対にお泊り旅行がお勧めです。
別所温泉、鹿教湯温泉など、市内には歴史の長い温泉宿沢山あります。
もちろん、上田駅の近郊には近代的なホテルもありますが・・・
綿密な計画をたててもOK!!
上田駅の中に『上田市観光案』もありますので、ぶらりと立ち寄っても充分楽しめます。
軽井沢や長野市や松本といった華やかさはありませんが、素朴でのどかな町並みは訪れた人を魅了するのにふさわしい街です。
『あなたが主役のあなただけのオリジナル作品』
上田の街であなただけの思いで作品を作ってみてはいかがでしょうか。